虫歯による頭痛が起きたときの症状別対処法と危険性まとめ

虫歯 頭痛
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虫歯は、なったあとに頭痛を引き起こす可能性があります。虫歯になってから、こめかみあたりや肩が張るようになった、脳が刺すような痛みがあるなどの症状はでていませんか?実際に虫歯を放置しておくと、歯痛や頭痛を引き起こすだけでなく、命に関わるケースもあります。

それでは、虫歯による頭痛の症状から考えられる3つの対処方と原因についてみていきましょう。

0)虫歯が頭痛を引き起こす要因は3つある

虫歯が頭痛を引き起こす要因は、緊張型頭痛、顎関節症による頭痛、脳炎などによる頭痛の3つです。頭痛が生じるのは虫歯が直接の原因となっているわけではなく、虫歯が及ぼす影響が間接的に頭痛にまで生じている場合がほとんどです。これら虫歯による頭痛のなかには、命に関わるほど危険な病気も挙げられるので、そのまま放置し続けることはとても危険です。

虫歯を治療せずに放置している方で同時に頭痛に悩まされている方は、頭痛の原因が虫歯であるかもしれないという点を考慮に入れて、頭痛と虫歯の治療を検討していくことが大切になります。

歯が痛い場合は、「【保存版】歯が痛い時に今すぐできる6つの応急処置と4つの禁止事項」を参考にして応急処置をしつつ、すぐに歯医者へ行きましょう。

1)肩こりや首のはりを伴う緊張型頭痛

1-1,緊張型頭痛の主な症状

虫歯による緊張型頭痛は、肩こりや首のハリを感じることがあります。虫歯になってから頭痛だけでなく、首や肩が強張ったという症状が現れたかたは、この可能性があります。

1-2,応急処置と対処方

肩や首の筋肉が緊張することで、頭痛を引き起こしてしまいます。なので、頭痛による痛みを和らげるためにはストレッチやマッサージなどで血行を促進しましょう。

ただし、血行を良くすることは体を温めることですので、これ以外の要因が考えられる場合は、きちんと歯医者に相談してください。とにかく、虫歯を治療することが、頭痛の改善に最も重要なことです。

1-3,虫歯が頭痛を引き起こす原因

虫歯の治療中や虫歯により歯が痛みだしてくると、食べ物を食べる際に痛くないほうで食べようと偏った食べ癖がついてしまいます。これを偏咀嚼(偏咀嚼)と言います。このよって左右のバランスが乱れ、普段とは顎の筋肉の使い方が異なり、普段使っていなかった顎から首付近の筋肉が緊張して頭痛を引き起こします。特に、虫歯治療中の頭痛の多くは緊張型頭痛と考えられています。

また、食べ物を食べるときだけでなく、集中している時など、無意識に歯を食いしばる事がありませんか。歯をくいしばる際も歯が痛いと反対側だけに力を入れてしまい、身体の左右のバランスに悪影響を与えてしまいます。

2)こめかみあたりが痛い頭痛は顎関節症

2-1,顎関節症の主な症状

顎関節症は、特に20代から30代の女性に多く見られる病気の一つです。次のような症状はありませんか?頭痛とともに、顎の痛み、顎を動かすと音が発生する、大きな口を開けられない、完全に口を閉じられない、慢性的な頭痛がある、首のハリや肩こりがおきる。

頭痛と合わせてこのような症状がある場合は、顎関節症の可能性があります。

2-2,虫歯による顎関節症が原因の対応策

顎関節症は、自然に治ることもあれば、治るどころか悪化する場合もあります。いつまでも良くならない場合は、頭痛や顎の痛みを解決するためにも、早目に口腔外科へ行きましょう。顎の関節の障害なので整形外科と思われがちですが、原因が虫歯の場合を含めて歯科もしくは口腔外科へ行きましょう。

顎関節症の原因である虫歯をきちんと対処し、咬み合わせの悪さから解決していくことが重要です。ただし虫歯や咬み合わせだけが顎関節症の原因でないもこと多いことは知っておいてください。

2-3,虫歯による頭痛の原因

実は顎関節症は、原因を一つに絞ることができない病気なのですが、虫歯が原因の場合はいくつかしぼることができます。
虫歯が進行すると、次第に歯が削れていき、歯の高さが低くなります。そうなると、咬み合わせが悪くなってしまいます。咬み合わせの高さが低くなると、食べ物を噛むたびに、顎の関節に余計な力がかかってしまいます。
顎の関節に余計な負担がかかることで顎関節症が発症します。

2-4,危険性

顎関節症は悪化してくると口が通常の半分以下しか開かなくなり、手術をする事になる場合もあります。顎関節症が疑われるようなら口腔外科にて受診を受けることをお勧めします。

3)発熱・嘔吐を伴う頭痛は、脳炎・脳静脈血栓症の可能性

虫歯の痛みと共にひどい頭痛もする場合は、脳の病気の可能性があります。脳の病気には数多くの種類ありますが、虫歯が原因と考えられる場合に疑っておきたいのは、脳炎、脳静脈血栓症です。

3-1, 脳炎、脳静脈血栓症の主な症状

脳炎を発症すると、比較的軽い場合は首の後ろが痛くなる症状から、重くなると頭痛のほか、発熱・吐き気・嘔吐といった症状を引き起こすことがあります。脳静脈血栓症だけで見ると、脳が急速にむくみ、静脈性脳梗塞あるいは脳出血を引き起こし、頭痛、嘔吐、けいれん、更には運動障害、意識障害等の症状が現れます。

特に危険な症状として、「頭の頂上を針で刺すような痛み」「酷い頭痛と吐き気」といった症状が見られますので注意してください。

3-2,応急処置

頭痛が現れる前に、虫歯を早期に治療するのはもちろんですが、虫歯とともに激しい頭痛がある場合は、脳外科医にも相談してみましょう。
一時的に歯の痛みや頭痛は市販薬で抑えることが可能ですが、放置してきた虫歯が悪化することはあっても、自然治癒することはありません。

3-3,虫歯が頭痛を引き起こす原因

脳静脈血栓症とは、脳の静脈が血栓で塞がれる病気です。
虫歯を長期間放置しておくと、虫歯菌が血液に乗って体内に広がり、血液の循環とともに脳の静脈まで到達してしまうことがあります。脳の静脈が炎症を起こし、その部分が詰まってしまうのです。

3-4,危険性

脳静脈血栓症は、比較的まれな疾患です。特に昏睡状態、急速な神経症状の悪化、局所症状がある場合は、予後が不良と報告されており、死亡率はおよそ30%と言われています。

虫歯の放置で生じた頭痛が、脳静脈血栓症の前兆症状だったというケースもあります。
虫歯を放置しており、頭痛がしてきた方はなるべく早く歯医者へ行きましょう。

4)まとめ

虫歯による頭痛は、危険性をはらんでいる場合があります。虫歯を放置すると、頭痛だけではなく、自分の歯が減ってしまいます。そうすると、入れ歯やインプラント治療などをしないとならなくなります。

インプラント治療(手術)は本数にもよりますが何十万円もかかり、年数と高額なお金がかかります。
そのため、虫歯はできるだけ早めに病院へ行き、自分の歯を長く使えるように治療しておきましょう。

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