虫歯による口臭ってどんな臭い?虫歯による口臭の原因6つ

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他人の口臭が気になり、思わず顔を顰めてしまった……こんな経験をしたことがありませんか?相手の口臭が気になると、自分の口臭も気になってしまうものですよね。実は、それは貴方だけではありません。ある調べによると「自分の口臭が気になった経験がある」と答えた方は八割以上とも言われています。多くの人が口臭を気にしているのですね。

虫歯は口臭の大きな原因のひとつですので、虫歯や口内に異常がある方は特に気にしがちではないでしょうか。今回は、虫歯と口臭について、自分で確かめる方法と解決策、そもそもの原因について知り、明日からは口臭を気にしなくて良い生活をめざしましょう。

0)虫歯になった歯は、直接異臭を放たない!?

じつは、虫歯になった「歯」そのものが臭いを発することはありません。虫歯による口臭の原因の多くは、併発する歯周病と虫歯由来の臭いになります。しかも、虫歯の場合は痛みがない着色している程度の小さな虫歯で臭うことはまずありません。


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1)虫歯が原因の口臭のにおいってどんなにおい?

虫歯が原因の臭いはどんなものがあるのでしょうか。早速、試してみましょう。

1-1,自分の口臭の臭いを確かめる方法

コップや袋に息を閉じ込める

まずは、コップや袋に息を吹きかけ、漏れないよう息を閉じ込めます。閉じ込めたものから口を離し、一旦きれいな空気を吸い直し、改めて閉じ込めた息のニオイを嗅いでみましょう。

自身の普段使用している歯ブラシの臭いを嗅ぐ

歯磨き粉をつけていない歯ブラシや、糸ようじを使って、歯垢をとってニオイを嗅いでみましょう。
じつは、歯垢や歯石は口臭の原因となる成分を持っています。そのため、歯ブラシや糸ようじなどに付着している歯垢をとってみてニオイを嗅いでみても、臭いの確認ができます。

舌苔や唾液を拭き取り臭いを嗅ぐ

手の甲や、手のひらを舐めてしばらくしてその匂いを嗅ぐと自分の口臭に限りなく近い臭いがします。舌苔を布やティッシュなどで拭き取り、ニオイを嗅いでみることで簡単にチェック出来ます。舌苔がいやなニオイをしている場合は、口臭が強くなっている可能性が高くなります。

オキシドール(過酸化水素水)を使ってうがいをする

オキシドールは薬局などでも簡単に購入でき、口の洗浄や殺菌にも使われています。
このオキシドールを2倍程度に水で薄め、うがいをして吐き出します。
吐き出したオキシドールから小さな泡が出ていると、口臭が発生している可能性があります。

口臭チェッカーを使って臭いを確認する

もっとも確実で客観的に自分の口臭を確認できる方法として、市販の「口臭チェッカー」などの器械を使うことも可能です。どんな臭いかまでは確認できませんが、周囲の方へ与えている口臭の影響を図ることは可能です。

身近な信頼できる方に直接臭いを嗅いでもらう

ご家族や友人の中に口臭の確認に協力してくれる人がいたらその人に頼むのが口臭を確認する1番の近道です。
寝起きや食後など、状態によって一日の中でニオイは変化します。何度かやってみて、どのような違いがあって、いつ口臭に気をつければよいのかチェックしてみましょう。

1-2,虫歯が原因の口臭のにおい

虫歯が原因の口臭は、魚が腐ったような、チーズが腐ったような、と例えられるように、食べ物の腐敗する臭いがします。
臭いの原因になるのは、虫歯になると歯の一部が欠けたり、穴が開いたりすることによってその穴の中に食べかすが詰まり、そのまま腐ることで発するガスの腐敗臭が臭いとなるからです。
また、ひどい虫歯の場合は、神経が死んだ腐敗臭がしてきます。歯根膜炎と呼ばれる状態の虫歯です。こうなると、とても強烈な臭いを発します。

強い腐敗臭が続いている場合には、虫歯の可能性が高いのですが、虫歯ではない場合もあります。口臭が腐敗臭かつ、口の奥にネバネバした粘液がよく溜まる、苦味がある場合には、もしかしたら、膿栓が原因の口臭かもしれません。定期検診を利用して確認してみましょう。

虫歯ではなく、「腐った玉ねぎのような臭い」「とても酸っぱくて強烈な臭い」がする場合は、歯周病や歯槽膿漏が進行している場合がありますのでこころあたりがある場合は、「歯槽膿漏・歯周病による臭いの原因と7つの対処法」を参考に対処しましょう。

1-3,虫歯以外の原因の口臭のにおい

口臭の原因の多くは、口内による歯周病などが原因ですが、それ外の場合もあります。
具体的な臭いと考えられる病気をまとめてみました。

呼吸器系・・・肉の腐ったにおい

気管支拡張症、肺ガン、肺結核、肺腫瘍などが原因と考えられます。

消化器系・・・肉の腐ったにおい

胃ガン、食道気管支瘻(しろう)、食道ヘルニアなどが原因と考えられます。

耳鼻咽喉系・・・肉の腐ったにおい

扁桃炎、咽頭膿瘍、咽頭ガン、副鼻腔炎・副鼻腔ガンなどが原因と考えられます。

肝機能障害・・・アンモニア臭

肝硬変や肝臓ガンなどが原因と考えられる場合の口臭は、アンモニア臭を帯びています。

腎機能障害・・・魚の腐敗臭

腎不全などの腎機能の低下による口臭は、魚の腐ったようなにおいやアンモニアに似たにおいがします。

カンジタ感染・・・焦げたにおい

咽頭、気管支、肺がカンジタに感染すると、すえたような焦げたにおいを発生させます。

糖尿病・・・甘酸っぱいにおい

糖尿病が原因の口臭は、アセトン臭(リンゴの腐ったような甘酸っぱいにおい)が特徴です。

トリメチルアミン尿症・・・魚の腐ったようなにおい

魚臭症とも呼ばれ、先天的な原因や肝機能の低下などの後天的な原因による病気で、魚の腐ったようなにおいがします。

いずれの場合も歯周病や虫歯などと違って、病的原因で起こる口臭はなかなか気づかないのが特徴です。また、当てはまる箇所があったとしても、安易に病気を自己判断しないようにしましょう。
もし気になる臭いや症状があった際には、近くの歯医者にいきましょう。


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2)虫歯による臭いを一時的にしのぐ応急処置

それでは、虫歯による臭いを一時的にですがしのぐ対応策についてみていきます。

2-1,重曹でうがい

コップ一杯の水に対して小さじ半分程度の重曹を混ぜ、重曹水をつくります。
重曹水を用意したら、口に含んでうがいをしましょう。大体30秒ほどうがいをすれば大丈夫です。その後、口の中をすすぐようにうがいをし、吐き出せば完了です。
この方法は、コーヒーによる口臭や虫歯予防にも効果的と言われていますので、ぜひ試してくださいね。
※重曹は摂取し過ぎると塩分の取り過ぎになってしまうので、なるべく飲み込んだりしないようにしましょう。

2-2,クエン酸を含んだ食べ物を食べる

唾液の分泌を促し、口内の清浄作用が活発になる、クエン酸を含んだ食べ物を食べましょう。
クエン酸はその強い酸性反応により、口中に残った食べカスや菌が腐ることを防ぎます。
クエン酸を含んだ食べ物は、梅干やレモンなど思いうかべると唾液が出るような、酸味のある食べ物です。これら梅干やレモンは、口臭予防になる代表的な食べ物です。
※クエン酸を常に使用していると歯をもろくしてしまう危険性があるので、あくまでも応急処置として利用してくださいね。

2-3,マウスウォッシュ

市販のマウスウォッシュを使ってうがいをしましょう。
歯磨きをすることはもちろん効果的ですが、プラスしてマウスウォッシュを使用することで口臭撃退が期待できます。コンビニなどにも市販されているので、身近な存在ではないでしょうか。


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3)虫歯による口臭の原因6つ

それでは、虫歯が影響する口臭の原因をみていきましょう。

3-1,虫歯の穴に食べ物が入り込んで発酵状態になっている

虫歯が進行すると歯が溶け、食べかすなどが入り、そこで発酵して口臭が出ます。
虫歯は見た目に小さな虫歯でも中で広がっていることが多いのです。
また、本来歯は硬いのですが、虫歯菌によって歯は溶かされ、歯がグジュグジュと軟らかくなり、発酵し口臭を発生させる場合があります。
虫歯が進行しないうちに、適切な処置を行いましょう。

3-2,詰め物(銀歯、差し歯、入れ歯)の虫歯が異臭の原因

歯の治療によって行った銀歯や詰めもの、差し歯の中で起こっている虫歯は、歯が人工の被せ物で覆われているため、気付かず進んでしまうことが多いのです。そのため、口臭や歯茎からの出血、酸っぱい味などの症状が出ますが、臭いは虫歯がかなり進行してから出る症状なので、深刻さが大きくなります。

口臭や痛みによって気づいた頃にはほとんど歯が虫歯で溶けてなくなっており、最終的には抜歯をしなくてはいけないこともあります。

3-3,虫歯が悪化して歯周病になった場合の異臭

虫歯と原因が同じの歯周病は口臭の最も大きな原因です。
歯周病になると歯茎から出血や膿が出て、強い口臭が発生します。虫歯と同じく、食べかすなどが口内に残り、歯周病になるため、虫歯が悪化すると歯周病の可能性がかなり高くなります。歯周病の治療によって歯茎を改善する必要があり、場合によっては抜歯が必要なこともあります。

3-4,親知らずが虫歯になり、歯茎に悪影響を与えた異臭に

親知らずは横や斜めに生えていることが多く、もともと食べかすが溜まったり、歯周病、虫歯になりやすい部分の歯です。
そのため、様々な口内トラブルと同様に、口臭も発生しやすく、他の歯が正常であれば早期に抜歯をしたほうがいい歯です。適切に歯磨きが行き届かない結果、虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなりやすいのです。

3-5,神経が腐ってしまい臭いを発生

虫歯が進行すると歯の神経を腐らせてしまいます。
痛みが出れば気づくのですが、知らぬ間に神経が死んでしまったり、そのまま放置したりしていると、歯の神経が腐ってしまい口臭が発生します。

神経が腐ってしまうと、そこから強い異臭を発生することになります。

3-6,歯根の先に膿が出来る

3−5と同様ですが虫歯が進行し、歯の神経が死んでしまうと、歯の神経内に空洞ができます。この神経の空洞に細菌が増え、根の先に膿の袋ができます。膿の袋が大きくなると歯茎に白いできものできます。そこから膿が出され口臭が発生します。

4)虫歯による口臭の原因は、虫歯予防で解決しよう

口臭が出てしまうような虫歯は進行してしまった虫歯です。歯を削る治療や抜歯をしなくてはいけないこともあります。大切な歯を削ったり抜いたりすることはなるべく避けたいですよね。まずは、虫歯の原因から今すぐにできる予防法をみつけよう徹底解説を参考に、虫歯予防をしてみてはいかがでしょうか?気になる口のニオイ、放置せずに早めに対処するようにしましょう。

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