銀歯が取れたら必読!必ず行うべき処置と原因別治療法

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クレプラ編集部この記事の監修者

クレプラ編集部先生

内科, 外科, 歯科, 皮膚科

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虫歯の治療などで施されることの多い銀歯。一見しっかりと歯にくっついているように見えますが、「ガムを噛んだら銀歯が取れた!」などの報告は非常に多く、ひょんなことで銀歯は取れてしまいます。

銀歯が取れたらまず歯医者に行くのが一番ですが、特に社会人の場合はなかなかすぐに歯医者に行くのが難しいことも。

そのため、「銀歯が取れたけどすぐに歯医者に行けない。。。そんなときはどう対処すればいいの?」と悩んだ経験があるかたも多いのではないでしょうか?

まず、こんなときに絶対にしてはいけないのは、取れた銀歯を捨ててしまうこと!銀歯を捨ててしまうと、再治療の際に数千円も損をしてしまう可能性があります。更に、銀歯が取れてから歯医者に行くまでの間の処置を間違えると、新たな虫歯が発生する可能性もあります。歯医者に行くまでは、食事や歯磨きにも気を遣わないといけません。

本記事では、銀歯が取れた時にすぐにできる対処法を解説していきます。歯医者に行くまでに致命的なミスを犯さないようにしっかりチェックしてください。

また、合わせて銀歯が取れてしまう原因と、原因別の治療法を解説し、最後に自分でできる予防策をご説明します。

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1)銀歯が取れたときの処置

1-1,取れた銀歯はタッパーなどの容器で保存する

まず、取れた銀歯を捨ててはいけません。無理に戻そうとしたり接着剤でくっつけようとする人もたまにいますが、絶対にやめてください。無理に戻すと銀歯と歯の間に隙間ができてしまいますし、接着剤は歯質の表面に残っている細菌を閉じこめてしまいます。
取れた原因によっては再利用が可能なため、必ずタッパーなどの容器で保存して、歯医者に行く時に持っていきましょう。再利用ができる場合は、新しく詰め物を作り直す必要がなくなるため、治療費用も安く済みます。

1-2,温度差のある食事は控える

銀歯が取れた箇所は、知覚過敏になっている可能性があります。その場合、痛みを感じやすくなっているため、温度差のある刺激の強い食事は控えましょう。例えば、熱い食べ物を食べたあとに冷たい食べ物を食べるなど。

また、銀歯が取れた後の歯はとても脆くなっています。そのため、取れた後の歯で噛むことは控えてください。取れた後の歯は極力利用しないことを意識してください。

1-3,取れた歯はいつも以上に念入りに磨く

銀歯が取れた歯は、以前に虫歯治療で削っている歯のため、象牙質(ぞうげしつ)が露出しています。象牙質が露出していると他の歯よりも虫歯になりやすいため、いつも以上に念入りに歯を磨いてください。

歯医者に行くまでに時間が空くと、その間に新しい虫歯ができてしまうこともあるので注意が必要です。

2)銀歯が取れる原因

2-1,銀歯と歯を接着しているセメントが劣化している

まず、最も一般的な原因が銀歯と歯を接着させているセメントの劣化によって銀歯が取れるケースです。最初はぴったりくっついている銀歯も、期間が経てば少しずつ溶けていき劣化してしまいます。その結果、接着力が弱くなってしまい、銀歯が取れてしまいます。

また、セメントが劣化する期間は平均で2,3年と言われており、長くても10年以内で外れることがほとんどです。

2-2,セメントが耐えられないほどの強さで噛んでしまった

基本的に、普通に生活していてご飯を食べる強さで噛むことがあっても銀歯はそう簡単には取れません。しかし、あまりにも強い力で噛んでしまうと、その力にセメントが耐えれずに銀歯が取れてしまうことがあります。

2-3,銀歯の下が虫歯になった

銀歯が取れるときは、下にできた虫歯が原因の可能性が非常に高いです。
セメントが時間の経過とともに少し溶け出すと、歯と銀歯の間に少しずつ隙間ができていきます。その隙間から虫歯菌が入り込んでしまい、銀歯の内側に虫歯を作ることがあります。そうなると、新しい虫歯が歯を溶かし始めるので、歯と銀歯の間はより広がってしまい、その結果、銀歯が取れてしまいます。

更に、虫歯は銀歯の下で見えにくく痛みも感じづらいためなかなか気づきません。そのため、進行した段階で発見されることが多く、気づいた時には大掛かりな治療が必要なことも多くとても危険です。

2-4,歯が欠けた

銀歯をつける治療の際は、虫歯の箇所を削っています。削って残った歯の歯質は薄いため、噛む力に負けて歯が欠けてしまうことがあります。
歯が欠けると、欠けた歯質に銀歯がくっついて取れることがあります。

2-5,金属の適合性が悪くなった

銀歯の使われる金銀パラジウム合金は、年数の経過とともにすり減っていきます。すり減った銀歯は次第に歯との適合が悪くなっていき、銀歯が外れてしまうことがあります。

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3)銀歯が取れた原因別、歯医者で行う治療法

まずは、レントゲンを撮って何故銀歯が取れてしまったのか、原因を判明させます。2章でまとめたいずれかが原因なので、歯科医師の方に原因を判断してもらい、そのあとの治療法を考えてもらいます。それでは、原因別の治療法をみていきましょう。

3-1,セメントの劣化が原因の場合は、銀歯の再利用が可能

セメントの劣化が原因の場合は、取れた銀歯を再利用できる可能性が高いです。容器で保存した銀歯を歯医者に持って行って、歯科医師の方に渡してください。

3-2,強く噛んで取れた場合は、銀歯の再利用が可能な場合と新しく作る場合がある

また、強く噛むことでセメントが耐えきれず銀歯が取れた場合も同様に、取れた銀歯の再利用が可能です。しかし、噛む力に耐えられず何度も取れてしまうことがあります。その場合は、接着させる箇所を大きく拡げる必要があるため、再度作り直すこともあります。

3-3,銀歯と歯の間に虫歯ができた場合は、新しく作り直す

銀歯と歯の間に虫歯ができている場合、取れた銀歯を再利用することができません。この場合は、新たに型取りをして、再度銀歯を作るか、それとも別の詰め物で治療を行うかを決定していきます。

虫歯が大きく痛みが強くある場合は、まずは痛みを抑えるための処置を行い、その後、新しく型取りを行います。もしあまりにも虫歯がひどい場合は根の治療が必要な場合もあることを頭に入れておきましょう。

3-4,歯が欠けて取れた場合は、新しく作り直す

欠けてしまった歯は、形が変わってしまっているため再度型取りをする必要があります。そのため、新しく作り直します。

3-5,金属の適合性が悪くなった場合は、新しく作り直す

適合性が悪くなったことが原因で取れた場合はつけ直すことができないので、もちろん新しく作り直す必要があります。

3-6,治療費の目安はいくら?

3-6-1,取れた銀歯を再利用できる場合

取れた銀歯を再利用できる場合で、きちんと銀歯を保存して歯医者に持っていった場合の料金は、2,500円程度です。回数も1回の治療で終わります。

3-6-2,取れた銀歯を再利用できない場合

取れた銀歯が再利用できない場合や、取れた銀歯を失くしてしまった場合は、再度型取りを行う必要があります。その際の料金は、6,000円程度となります。1回目ではレントゲンン検査や型取りを行い、2回目の通院で銀歯を入れます。
そのため、最低でも2回の通院が必要となります。

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4)銀歯が取れないための予防策

銀歯が取れてしまうのは、虫歯ができていることが多くの原因です。セメントの寿命や金属の適合性に関しては予防が難しいため、まずは虫歯にならないようにしっかり歯を磨くことを意識してください。

しかし、銀歯の下にある歯を完璧に磨くことは難しいです。そんな方にとっておきの予防策が、定期的に歯の検診を受けることです。
定期検診であれば、レントゲンを撮ることで銀歯の下にある見つかりにくい虫歯も発見することができますし、進行していない虫歯であればすぐに治療を行うことが可能です。
歯医者の定期検診については「歯医者で受ける定期検診の費用と受けた方がいい理由」の記事で詳細をまとめています。

銀歯をしている方は定期検診を受けることで、虫歯が原因で銀歯が取れてしまうことを未然に防ぎましょう。

5)まとめ

銀歯が取れたときの対処法は取れてしまった原因によって決まります。銀歯が取れたときは驚いてしまうと思いますが、落ち着いて迅速に歯医者に行きましょう。銀歯が取れることのないように、歯をしっかり磨く癖をつけ、歯の検診にも定期的に通う習慣をつけることも重要です。

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