【まとめ】差し歯の痛みへの対処法9つと4つの原因

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クレプラ編集部この記事の監修者

クレプラ編集部先生

内科, 外科, 歯科, 皮膚科

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歯が痛い時と言うのは何をしていても憂鬱で、とにかく生活に支障をきたしますね。特に長い治療を経てようやく落ち着いたと思った差し歯がまた痛みだした、なんていう時はストレスも相当のものだと思います。

こちらの記事では差し歯やその周辺が痛みだした時の正しい対処法とその原因について解説していきたいと思います。

1. 痛みへの対処法

「差し歯が痛くなるのが不安なので調べておこう」という方はまずいないと思いますので、こちらの記事は既に痛みやなんらかの違和感を感じていらっしゃる方がほとんどであるという前提で書き進めていきます。

1−1. 基本的にはできるだけ早く通院をする

差し歯が痛む原因はいくつかあるのですが、「患部をぶつけてしまった」などの場合でない限り個人で原因を特定することは難しいです。そのためまずは出来る限り早い段階でかかりつけの歯科に通院することをおすすめします。

後述しますが、差し歯にした歯の土台が虫歯になってしまっていたり噛みあわせがうまく行っておらず、別の歯に負担がかかってしまっている場合は抜歯などの大事にもなりかねません。痛みを感じたらまずかかりつけ医の診察をうけることをオススメします。

1−2. 自宅でできる応急処置

基本的にはすぐに通院をすることが望ましいのですが、週末まで行くヒマがないなんていう方も多いと思います。そんな方向けに自宅でできる応急処置をご紹介します。

1−2−1. 痛み止めを飲む

市販されているロキソニンSなどの痛み止めを飲むことで一時的ではありますが、症状を和らげる効果が期待できます。

1−2−2. 患部を冷やす

熱さまシートや冷えピタなどを患部に貼る、氷を入れた袋を患部に当てるなどの対処をすることで痛みを和らげることができる場合があります。

1−2−3. 食べカスなどをとる

食後に食べカスなどが患部に詰まって痛みを引き起こしている場合がありますので、デンタルフロス使ったり優しく歯磨きをする、うがいをするなどして食べカスをとることで痛みが解消される場合があります。

1−2−4. 正露丸を患部に詰める

痛みの原因が虫歯である場合、正露丸を患部に詰めることで痛みを緩和できる可能性があります。また、セイロガン糖衣Aには虫歯歯痛を止める効果はないため、一般的な苦くて匂いのキツイ「正露丸」を使用しましょう。

(正露丸使用のエビデンスとして下記を使用)
正露丸は虫歯痛にも使われています。
これは、正露丸の主成分の日局木(もく)クレオソートが、歯の鎮痛鎮静や根管の消毒用として使用されているからです。
この場合、正露丸は内服するのではなく、痛みのある虫歯に適量を詰めてお使いください。ただし、一時的な歯止めであって、虫歯そのものを治療する効果はありませんので、歯科医で適切な虫歯治療を行ってください。

引用:大幸薬品「正露丸の真実 こんな困った症状に!

1−3. 絶対にしてはいけないこと

歯が痛い時に絶対にやってはいけないことというものがあります。間違った対処法は痛みを悪化させる原因ともなりますので正しい知識を身につけて適切に対処しましょう。

1−3−1. 患部を温める

患部を温めてしまうことで血流が良くなり、余計に痛みが悪化する可能性があります。

1−3−2. 運動や温泉に入るなど血圧があがることをする

運動や温度の高い温泉などでの入浴をすることで血圧が上がり、血流が良くなることで痛みが悪化してしまう可能性があります。

1−3−3. アルコールを飲む

こちらも同様の理由で血流が良くなってしまうため注意が必要です。

1−3−4. 固いものを食べる

痛みの出ている患部で敢えて固いものを噛むということはないと思いますが、別の歯で噛んでいた場合でも不意に噛みあわせがズレて患部で噛んでしまったりということもありますので出来る限り避けたほうが無難です。

以上が自宅でできる応急処置となります。

以前、別の記事で虫歯の対処方についてまとめたものがありますので、ぜひこちらも参考にしてください。

繰り返しとなりますが、これらはあくまで応急処置であり根本的な解決とはなりませんので出来る限り早く通院することをオススメします。

2. 差し歯が痛む原因

こちらでは差し歯が痛む原因について説明していきます。自ら原因を特定するのは難しい場合が多いですが正しい知識を身につけておき、その後に備えましょう。

2−1. 歯の根が割れる・膿が溜まる

差し歯全体差し歯とは上記のような構造になっているのですが、自分の歯の一部であり土台となっている歯の根っこが割れてしまったり、根の先に膿が溜まることで痛みがでることがあります。差し歯とは根っこがあってそこに土台を固定し、最後に被せ物をするという方法の治療であるため歯の根へのダメージは大きな問題に繋がる可能性があります。最悪根っこが使えなくなってしまった場合は、インプラントやブリッジ、入れ歯にする必要がでてくるため痛みの原因としては最も怖いものです。

以前の記事で差し歯について詳しくまとめたものがありますので心配な方はこちらも読んでおきましょう。

インプラントやブリッジなど他の治療法もまとめてありますので参考にしてください。

2−2. 歯茎が膿んでいる

歯周病が進行しているなどなんらかの原因で歯茎が膿んでいる場合に痛みができることがあります。こちらも周辺の歯への影響や抜歯のリスクが伴うため大きな問題につながりがちです。

心配な方はやはり直ぐに通院をしたほうが良いでしょう。

2−3. 周辺部位の虫歯が進行している

前述したように差し歯には3段構造になっており、自分自身の歯を土台として使用しています。神経を抜いているので直接痛むことは余りないと思いますが、隣の歯などの周辺部位が虫歯になってしまっている場合はやはり痛みが出る可能性があります。

2−4. 噛みあわせが合っていない

差し歯の噛みあわせが合っていない場合は歯茎や噛み合わせ先の歯がダメージを受けて痛みが生じる場合があります。最初は正しい噛み合わせだったものも経年劣化や口腔内の変化によって合わなくなってくることがありますので注意が必要です。日頃から定期健診をしておくことでこのようなリスクは減らすことができます。

以上が差し歯が痛む主な原因です。人によってはこの限りではないこともありますが、正しい原因を特定するためにも早めの通院や日頃から定期健診を心がけておきましょう。

3. まとめ

こちらの記事では差し歯が痛む原因とその対処法についてまとめてきました。歯は痛み出すと生活の多くの場面で問題を引き起こすため早めに対処する方が多いと思いますが、少しの違和感や痛みでも通院をすることをオススメします。原因のところでも記載しましたが、歯の根がダメージを受けてしまった場合や抜歯となってしまう場合にはその後の処置がかぎられてきてしまいます。

インプラントは様々なリスクや悩みを解消できる素晴らしい治療法ですが保険適用とならないため10万円〜20万円程度の高額な治療費が発生しますし、ブリッジは隣の歯を痛める可能性や食べカスが詰まりやすくなるなどの問題もあります。入れ歯となると噛む力が3割程度まで減少すると言われていますし、衛生面や見た目上も問題があります。費用面や治療の負担を考えると、差し歯は幅広い選択肢を持つ優秀な治療法です。

今こちらの治療法が適用できていることを当たり前だと思わず、定期検診や違和感を感じた時点での早めの通院を心がけてうまく差し歯と付き合っていきましょう。

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