歯茎に白いできものが出来た!写真でわかる原因と対処法

歯茎にできた白いできもの
クレプラ編集部この記事の監修者

クレプラ編集部先生

内科, 外科, 歯科, 皮膚科

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歯茎に小さな白いできものが出来たことに気づいたら、まず驚きますよね。

唇に白いできものができる口内炎ならばよく聞きますが、歯茎に白いできものができるなんて……。原因も正体もわからなければ、もしかして重病なのでは?!と不安になってしまいます。

歯茎に白いできものが出来る症状には、いくつかの原因が考えられます。比較的簡単に対処できることもありますが、中にはほっとくと大きな問題を引き起こすものもあり、決して甘くみていい症状ではありません。

ここでは、考えられる原因とそれぞれの治療方をご紹介します。自分の症状がどの原因にあてはまりそうかヒントになるよう、写真付きでご紹介しています。

読んで頂くことで、自分の症状の原因がなんなのか、どう対処すべきかがわかると思います。ぜひ、参考にしてください。

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1)歯茎の白いできものの考えられる原因

歯茎のできものは、根の病気(根尖病変)の中に溜まった膿が出てくる時にできるあな(婁孔:ろうこう)であることが多いですが、それ以外にも口内炎やエプーリスなど、様々なものがあります。
歯ぐきに出来物ができると「癌ではないか?」と疑われる方も多いのですが、実際は歯茎にできる癌(歯肉癌)の発生率は非常に低く、ほとんどはガン以外の良性腫瘍や婁孔などです。

1-1,根の病気(根尖病変)の中に溜まった膿が出てきている

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(参考:http://eedental.jp/ee_diary/2013/02/post-715.html)

 

歯茎の中に膿があるのは、一般的には歯根が感染あるいは歯髄が壊死していることがほとんどです。
歯茎に膿がたまるのは、虫歯治療などによって神経を抜いい場合や、歯の根が折れたりした場合で自覚症状がないこともあります。
対処法
歯茎にたまった膿は自分で出すことができないため、歯医者さんに行っての治療になります。
歯茎に膿ができた場合は、薬で散らす治療法と切開して膿を取り除く方法があり、詳しくは「歯茎に膿ができた時に絶対にやってはいけないことと原因まとめ」を参考にしてみてください。
また、歯の付け根に白いできものができたのは、虫歯の治療をしたあとではありませんか?
虫歯の治療をした際に、歯の神経を抜いた可能性があります。歯への虫歯の進行がが大きい場合は、歯科で神経を抜いて、中に詰め物をします。そのあと、型を取って上から詰め物をして治療を行うのが一般的な治療方法です。虫歯や歯の神経の治療に失敗すると、細菌が骨の中に流れて骨を溶かし、膿が外に出ようとします。それを根尖膿瘍といいます。そのときは上記の歯の根に膿がたまっているため、同じ治療法をとることになります。

1-2,口内炎

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(参考:http://blog.livedoor.jp/kounaientiryou/archives/3408431.html)

 

口内炎が歯茎にできるにはたくさんの要因があります。硬いものを食べて傷をつけた時、または歯磨きに力を入れすぎた時、傷口から菌が入って口内炎を引き起こします。
また、歯茎への傷でなくても、ビタミンの不足やストレスで口内炎ができることがあり、刺激によってはかなりの痛みが伴います。
対処法
口内炎の大きさはまちまちで、治療のための薬は、市販薬としても販売されています。ビタミン不足の場合は、ビタミンB2、B6、亜鉛などの栄養素を日頃から摂るようにすることも大事ですね。
はやく直して欲しいときは、歯医者でも治療をしてくれますので相談しましょう。
さらに詳しい口内炎の対処法は【保存版】口内炎をすぐに治したいなら必ずやるべき5つのことを参考にしてみてくださいね。

1-3,エプーリス(歯肉種)が出来ている

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(参考:http://www.shisyubyokenkyujo.com)

歯垢や歯石、ブリッジや入れ歯などの刺激が原因となって、歯茎に丸い腫れ物(エブーリス)ができることがあります。また、ホルモンバランスなどの影響で妊娠初期や中期に妊娠性エブーリスができることがあります。妊娠性エプーリスは、妊娠初期から中期にかけてみられ、出産後は消失します。
対処法
妊娠中よく歯をみがき、歯ぐきのマッサージをして口の中をきれいに保っていれば、ほとんど発生しません。
妊娠性エプーリスはようすをみることがありますが、その他のエプーリスは切除します。再発させないためには、歯根膜を含めて原因となっている歯を抜歯する必要があります。歯がしっかりしており、抜歯したくないと思ったら、再発することを覚悟したうえで、また、十分なブラッシングなど口腔ケアを行なうことを前提として、エプーリスだけの切除を行ないます。
注意したい点として、エプーリスは、あくまで診断名ですから、口腔がんとの鑑別が重要になります。

1-4,歯肉癌が出来ている

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(参考:http://www.sakumadc.com)

この歯肉癌は、年齢別では50歳以上が多く、男性が女性の2倍多くなっています。よく発生する部位としては、上下とも臼歯(きゅうし)の歯茎部分です。初期には義歯の刺激による口内炎と誤認されることもありますし、歯茎の炎症と似た症状が出たりこぶができたりします。
対処法
歯肉癌が進行するとすぐに顎骨に浸潤しますが、浸潤の程度により治療方法が異なります。治療方法は外科的切除が基本になります。この歯肉癌は、口腔癌のなかでは舌癌に次いで多い病気です。

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2)歯茎にできた白いできものに痛みや腫れがある場合

白いできものを発見したらすぐに歯科医院でレントゲン撮影を受診し、歯の中を確認してもらうのを推奨します。
また、白いできものと同時に歯茎が腫れている場合は、冷やして安静に様子をみるようにしましょう。詳しくは、歯茎が腫れたときの応急処置と考えられる4つの原因を参考に応急処置をしておきましょう。

3)どんな歯医者で治療をしたらいいのか

神経や歯の根の部分の治療は歯科医師の腕が顕著に表れます。きちんとできものを診断し、根幹治療が必要な際は上手い先生にお任せした方が安心できますね。
それでは、どのような歯医者に行ったら良いのでしょうか?歯医者さんのホームページをみることを踏まえてみていきます。

3−1,レントゲン機器がある歯医者に行く

白いできものを発見したらすぐに歯科医院でレントゲン撮影を受診し、歯の中を確認してもらうことがおすすめですので、その設備が整っている歯医者を選ぶようにしましょう。ホームページで確認する場合は、「院内設備」の箇所に記載がある場合が多いです。

3−2,口腔外科を標榜している歯医者へ行く

根幹治療、神経治療は口腔外科の勉強をされている歯科の先生が在籍している歯医者を選択しましょう。行きたい歯医者さんのホームページや、歯医者の検索サイトで「口腔外科」と標榜している場合が当てはまります。
また、どうしてもわからない場合は直接歯科医院に問い合わせをしてみましょう。

3−3,症例の記載をしている歯医者を選択する

現在は、多くの歯医者さんが自身のホームページ上に、自身が治療した症例を掲載していることが多くなっています。やはり、たくさん類似の治療をしている先生は、治療方法の数や最新の治療情報にアンテナを張って日々勉強をされています。どの歯医者さんに行くのかを迷った場合は、ホームページ上の症例の有無を確認してみましょう。

3−4, 学会や勉強会への参加をしている歯医者を選択する

上記した3つの点以外にも、学会や勉強会への参加良い歯科医師は日々進歩する歯科医療を学ぶために勉強を欠かしません。勉強会や学会に積極的な先生は、所属学会やスタディグループ(勉強会)を記載していることが多いので、経歴などを注目してみてください。主な学会は、「日本口腔外科学会」です。

また、歯医者を選ぶ際には腕以外にも気になる部分は多くあるでしょう。そんなときに、はじめて歯医者に行ったときに注意したいチェックポイントをまとめました、必見!良い歯医者の選び方12のポイントと治療別の選び方6選をぜひ参考にしてみてください。

4)まとめ

歯茎に白いできものができたときはとても不安になると思います。しかし、原因がわかれば安心して歯医者さんに通うことができるでしょう。そして、神経や歯の根っこといった重要な部分の治療は歯科医師の腕が顕著に現れてくる部分です。しっかりとコミュニケーションをとり、信頼のできる先生にお願いするようにしましょう。

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