歯の詰め物が取れた時の3つの対処法と4つのやってはいけないこと

詰め物 取れた
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歯の詰め物が取れてしまった!

けど、すぐには歯医者に行けない。。。
取れた詰め物はどうすればいい?詰め物が取れたあとの歯はどうしよう?
そんな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

詰め物が取れた際に間違った対処を行ってしまうと、余計な治療費が掛かることや治療期間が伸びてしまうこともあります。
本記事で解説する内容をしっかり守り、歯医者に行く前に最適な処置を行いましょう。

1)詰め物が取れたときの対処法

大前提として、詰め物が取れた時はすぐに歯医者に行くのが最善策です。
しかし、すぐに歯医者に行くことができない方のほうが多いと思います。そこで、詰め物が取れたときに、歯医者に行くまでの対処法を、下記にまとめました。

1−1.取れた詰め物は容器で保存する

取れた詰め物は、必ずタッパーなどの容器で保存しましょう。
もう一度取れてしまった同じ詰め物を使って治療することもありますので、捨ててしまってはいけません。取れた詰め物は弱い力でも変形してしまう恐れがあるため、ポケットに入れたりするのもやめましょう。また、ティッシュにくるんだ詰め物はゴミと間違えて捨ててしまうリスクがあるため、避けましょう。

1−2.取れた歯をしっかり歯磨きする

詰め物が取れた歯は念入りに歯磨きをしてください。取れた部分の歯は虫歯を削ったところです。削った歯は、歯の成分の中でも柔らかい象牙質(ぞうげしつ)が露出しており、他の歯に比べて虫歯になりやすくなっています。

また、詰め物が取れた歯は、虫歯の原因になる汚れも溜まりやすくなっています。

おすすめは、フッ素が入っている歯磨剤を使って歯磨きを行うことです。フッ素には、虫歯の原因である歯垢(プラーク)の細菌の活動を抑える効果や、溶けたエナメル質の修復効果、歯質を強化する効果もあるなど、虫歯の発生を予防してくれます。

歯医者に行くまで悪化させないように心がけましょう。

1−3.できる限りすぐに歯医者に行く

自分でできる対処法はあくまで歯医者に行くまでの応急処置です。冒頭に話した通り、できる限りすぐに歯医者に行き、しかるべき処置を取ってもらいましょう。
取れた詰め物を持っていくことを忘れずに!

2)詰め物が取れたときにしてはいけないこと

2−1,無理に戻そうとする

詰め物が取れた時に最も多くやってしまいがちなのが、自分で詰め物が取れた歯に無理に戻そうとすることです。
特に、瞬間接着剤を使って自分で付けるなど、一度取れた詰め物を無理に戻そうとするのはやめましょう。
無理に戻そうとすると、詰め物の形が変形したり、噛み合う別の歯が傷ついたりしてしまいます。

2−2,歯医者に行かず取れた状態で放置する

詰め物が取れたあと、長く放置をしてはいけません。歯医者に行かず放置を続けると、期間が経つにつれて虫歯が進行していきます。

放置1ヶ月 – 虫歯がすすむ

詰め物が取れたあとの歯は一度虫歯を削っているため、象牙質というやわらかい部分が露出しています。そのため、汚れが溜まりやすく放置期間が1ヶ月を越えると虫歯が進行していきます。

放置3ヶ月 – 歯に穴が空く

3ヶ月放置すると、虫歯が更に悪化し、ひどい場合は歯に穴が空くほど進行してしまうと言われています。歯に穴が空くと食べた物が詰まりやすくなり、口臭の原因になることも少なくありません。

放置6ヶ月 –歯が欠ける

詰め物をしているところは、歯が弱っているところです。放置を続けると歯を守っているエナメル質が薄くなっていき、最終的には欠けてしまいます。
目安の期間としては、約6ヶ月放置を続けると歯は欠けてしまいます。

2−3,温度差がある刺激の強い食事を取る

熱い食事と冷たい食事を交互に取るなど、温度差があるような刺激の強い食事の取り方は控えましょう。
詰め物が取れたところは知覚過敏になっている可能性もあり、痛みをとても感じやすくなっています。

2−4,取れた歯で噛む

詰め物が取れた歯では噛まないことを意識してください。
もしも硬いものを噛むことがあると、一度虫歯を削って弱っている歯のため、ヒビが入ることや、最悪の場合は割れることもあります。

硬いものを噛まないためにも、詰め物が取れた歯は基本的に使わないことを意識しましょう。

3)そもそも、詰め物が取れるときの原因は?

3−1.セメントが劣化している

セメントとは、歯と詰め物を付ける接着剤のようなものです。セメントには寿命があるため、時間が経つと徐々に解けて劣化していきます。その結果、詰め物が外れる場合はあります。

ただし、詰め物は通常なら10年以内に取れることは少ないので、それ以前に取れてしまった場合は噛み合わせが悪いなど、何らかの別の原因が重なっていると考えられます。

3−2.詰め物の下に虫歯ができている

詰め物の下に新たに虫歯ができている場合です。虫歯が新たにできることで詰め物の下にある歯が溶けると、詰め物の形が合わなくなり、取れてしまいます。

虫歯が新たにできる原因は詰め物と歯の間に隙間があるからです。隙間ができてしまうのは、歯科医師の技術力しだいのため、一度詰め物を作ってしまうと対策ができません。

歯医者さんの間では、隙間のできない詰め物を作るには、正確な型取りを行うことが大切と言われています。歯科医師の技術を測るのは難しいですが、「型取り士」や「印象士」と呼ばれる、歯医者内で独自の資格を設けている歯医者さんも存在します。どうしても心配な方はこうした信頼できる歯医者さんをホームページ等で探し、詰め物を作ってもらうことをおすすめします。

3−3.噛み合わせが悪い

噛み合わせの力が強いと、歯への負担が大きくなり、セメントが崩れてしまいます。詰め物の高さが合ってない場合もあれば、元々の歯並びの問題の可能性もあります。原因がわからない場合は、歯医者さんに行って相談してみましょう。

3−4.歯ぎしりによる負担

噛み合わせによる負担と同様に、歯ぎしりによっても歯に大きな負担が掛かります。
歯ぎしりの力は、ガムを強く噛むときの数倍から10数倍の力です。数ヶ月に1度は詰め物が取れてしまう人は、これだけ負担が掛かる歯ぎしりが原因かもしれません。

4)もし詰め物を飲み込んでしまったらどうする?

取れた詰め物を飲み込んでしまった場合、基本的には胃、腸、消化器官を経由し、便として排出されることがほとんどです。2,3日もあれば排出されると考えて問題ありません。
しかし、ごくたまに胃に落ちずに、肺に入ってしまうことがあります。少し詰まった感覚があったり、咳が出る場合は内科に行ってレントゲンを取ってもらいましょう。

詰め物が肺に入りそうになったとしても、反射的にでる咳の勢いで胃に入るのが一般的ですが、咳の勢いが弱い子供や高齢者は、取れた歯が肺に入ってしまう可能性が高いので注意です。

5)取れた詰め物は再利用できるのか

型をとって作った詰め物であれば、再利用ができます。ただし、詰め物の下に虫歯が新たにできている場合や、詰め物が割れて外れた場合は再利用はできません。

もとの虫歯と同じ型で問題がなく、詰め物が綺麗な場合には再利用が可能です。

6)まとめ

いかがでしたでしょうか。詰め物が取れたときの対処法とやっていはいけないことを把握しておけば、歯医者に行くのが少し先になっても問題なく過ごすことができます。

そして、虫歯が進行してしまう1ヶ月以内には歯医者に行くことを心がけてください。

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