放置しておくと危険!歯周病による痛みの特徴と対処法

48b695b41331b09b26c1f9f6646ec382_s
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

「歯や歯ぐきが痛い・・・」
その原因が歯周病によるものであった場合、かなり危険な状態です。
なぜなら、歯周病の症状として痛みが現れた時点で、歯周病の細菌が歯根(歯の根元)付近まで達してしまっている可能性が高いからです。
痛みが現れた時点で早急に歯医者に行き、治療をしてもらわないと最悪、抜歯もありえます。
ここでは、“痛みへの応急処置“と”痛みの原因が歯周病かチェックする方法“をお伝えします。
たとえ痛みが治まっても、すぐに歯医者に行きましょう。

1)歯周病による痛みかどうかチェック

歯周病による痛みの特徴としては、“歯ではなく歯ぐきが痛い”と“噛むと痛い”が主にあげられます。
また、下記のチェック表で口内の状態を確認してください。もし、6つ以上あてはまるなら歯周病による痛みである可能性がかなり高いと言えます。歯周病を放置しておくと、最終的に歯を抜くしかなくなってしまいます。すぐ歯医者に行きましょう。

セルフチェック表
□ 歯肉(歯ぐき)がむずがゆい、痛い。
□ かたい物が噛みにくい。噛むと痛みがある
□ ズーンとした重苦しい鈍痛がある。歯が浮いた感じがする
□ 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
□ ブラッシング時に出血する。
□ 口臭が気になる。
□ 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
□ 歯が長くなったような気がする。
□ 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。

あてはまらなかったひとは5)痛み別に考えられる、歯周病以外の原因

2)歯周病による痛みへの応急処置

下記2つの方法は、歯や歯ぐきの痛みに対し、どんな原因であっても効果的な方法です。痛みを和らげるために即実践してください。

2-1、患部を冷やす

すぐできる方法として、ズキズキ痛む部分を頬から冷やしましょう。急激に冷やすことはおすすめできませんので、まずは湿布や冷えピタを切って貼るか、濡れタオルを患部へ当てましょう。
こうすることで過敏になっている神経を落ち着かせ、痛みを和らげることができます。

2-2、市販の痛み止めを飲む

すぐに歯医者に行けない場合、「バファリン」「リンクルアイビー」など、鎮痛効果や解熱効果のある市販薬を飲みましょう。特に「ロキソニンS」は、歯医者で処方される痛み止めとほぼ成分が同じで効き目が強い薬です。どれも薬局などで購入できます。
歯周病_痛み

出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/loxonin-s/index.html

また、歯そのものが痛むときは、虫歯など歯周病以外の原因である可能性が高いです。その際は、「【保存版】歯が痛い時に今すぐできる6つの応急処置と4つの禁止事項」を参考にしてください。

3) 歯周病による痛みへの日頃のケア

歯周病治療中の方は、歯周病対策には毎日のブラッシングが重要だと歯医者で伝えられたかと思います。「でも痛くて、歯磨きや食事がつらい」という方は、下記の方法を実践してください。

3-1、毛先の柔らかい歯ブラシを使う

歯ぐきが炎症している場合、歯磨きが痛くて辛いですよね?その場合は、なるべく柔らかい歯ブラシを使いましょう。歯周病の原因である歯垢(プラーク)という細菌の塊を除去するには、かための毛先の方が効果的ですが、柔らかいものでも時間をかけて丁寧に磨くことで歯垢の除去は可能です。

3-2、歯ぐきの炎症に効果的な歯磨き粉を使う

歯周病に効果的な歯磨き粉も存在します。
歯ぐきの炎症がつらいという方は「ジェルコートF(https://www.weltecnet.co.jp/)」を、知覚過敏で冷たい水などがしみて困っているという方は「シュミテクト(http://sensodyne.jp)」に歯磨き粉を変えましょう。この2つは実際の歯医者さんでも推薦されることが多い市販品です。薬局や通販で購入できます。

4)歯周病の症状と痛みが現れるまでのメカニズム

ここでは、歯周病が原因で痛みが現れるまでのメカニズムをお伝えします。歯周病は痛みが出た時点で、かなり進行してしまっているのです。
歯周病の進行度表

進行度 症状 メカニズム
shinikuen 歯茎がはれたり、歯磨きの際などに出血しやすくなります。 歯と歯茎の間で細菌が繁殖し毒素を出しています。これにより、歯ぐきが炎症を起こします。
keido 冷たい水がしみたり、口臭が出たりします。 細菌の出す毒素が歯ぐきだけでなく、歯根の周辺組織を破壊し始めます。
tyudo 歯を指で押すとグラつくようになります。歯が浮くような感じがしたり、口臭がひどくなったりします。
痛みの症状もここで初めて現れます。
歯根の周辺組織が破壊され、歯を支える顎の骨が溶けてしまっています。
zyudo 歯ぐきが赤あるいは赤紫色になり、歯のグラつきがひどくなります。放置すると、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。 顎の骨が溶けて、最終的には歯を支えられなくなります。

5)痛み別に考えられる、歯周病以外の原因

1のチェックリストで、あてはまらなかった人は歯周病以外が原因の可能性が高いです。以下に痛みの種類別に考えられる症状をお伝えします。
歯の痛みには、歯周病以外の原因も考えられます。歯医者へ行ったあとの痛みでない場合、どのような原因でも早急に歯医者に行きましょう。“痛みが出ている=症状が進行している”と考えられます。

5-1、甘いものや冷たいものの刺激で痛い・しみる

初期の虫歯もしくは、歯根が破折している可能性が高いです。虫歯の場合、この段階で行くことで比較的容易に治療できる可能性が高いです。歯根が破折している場合、なるべく早く治療する必要があります。

5-2、熱いもので痛い。または、常にズキズキ強く痛む

上記の虫歯、歯根の破折がさらに悪化していると思われます。これ以上の放置は抜歯や抜髄(神経を抜く)ことにもつながりますので、早急に歯医者に行きましょう。

5-3、歯医者で治療をしてから痛む

歯医者で詰め物やかぶせ物をした後や、歯周病治療の後に痛みが残ることがあります。これは、治療した場所の周辺が敏感になっていることによる一時的な場合が多いです。
もし、少し様子をみても痛みが変わらない場合は、治療してもらった歯医者に電話で相談しましょう。

6)歯周病治療に強い歯医者の選び方

歯周病治療に強い歯医者を選びましょう。なぜなら、歯周病による痛みがでている場合は、専門的な治療が必要になる可能性が高いからです。かかりつけがある方は、「歯周病の外科的な治療が可能か?」と聞いてみてください。その歯医者での治療が難しい場合、専門の先生を紹介してくれます。
かかりつけがいない方の探し方としては、「日本歯周病学会」や「日本臨床歯周病学会」の専門医/認定医である歯科医師がいる歯医者を探しましょう。常に歯周病治療に携わっている人でないと、この資格を持つのが難しいためです。
・日本歯周病学会:http://www.perio.jp/
・日本臨床歯周病学会:http://www.jacp.net/jacp_web/index.html

詳しい歯医者の選び方はこちら:「必見!良い歯医者の選び方12のポイントと治療別の選び方6選」

まとめ

今回は歯周病による痛みへの対策をお伝えしましたが、他の原因であっても歯医者に早急に行った方が良いことは変わりません。応急処置は一時的なものです。なるべく早く歯医者で治療してもらいましょう。

広告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

関連している記事

歯の健康に関する情報はSNSでの購読が便利です。

一番上に戻る