歯医者で麻酔をしたときに効き目が続く時間と切れたときの対処法

masui zikan
クレプラ編集部この記事の監修者

クレプラ編集部先生

内科, 外科, 歯科, 皮膚科

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歯医者で処置してもらった麻酔はいつまで効くのだろう。麻酔が切れたら痛くないのか。といったことを考えたことはありませんか?最近では、歯医者でも麻酔をしっかりと使うケースが増えてきました。今回は、歯医者で処置した麻酔の効果とその効果が切れたときの3つの対処法についてみていきましょう。

1)麻酔が効いている時間はどのくらい?

麻酔の効く時間は、処置の量や個人の体重などによって、差が大きくなります。目安時間以上に麻酔の効果がとれない場合は、歯医者さんへ相談しましょう。

1-1,成人の麻酔の効果時間は1〜3時間

歯医者の麻酔は歯だけでなく、歯の周り全体を麻酔薬によってしびれさせてから治療を行います。そのため治療が終わっても、しびれている状態である麻酔の感覚が残ります。麻酔は血液などによって全身に運ばれ、時間とともに徐々にしびれはとれてきます。

成人の方の場合、治療後1~3時間程度で通常どおりの感覚が戻ってきます。

1-2,子供の麻酔の効果時間は1〜2時間

子供の場合、歯茎や骨の厚みが薄いため、麻酔薬は成人の半分以下の量を使用します。
そのため麻酔の効果は1~2時間程度で切れてきます。

1-3,場合によっては半日しびれることもある

特に子供では、場合によって半日間しびれが続くことがあります。子供が下顎の麻酔をした場合、骨が薄いために大きな神経まで麻酔が効いてしまうことがあります。この場合、麻酔によって下顎や唇まで感覚が無くなります。半日程度、しびれが残こることがありますが、徐々に感覚は戻ってきます。

1-4,親知らずの抜歯の麻酔の効果時間は約6時間

通常の麻酔であれば1~3時間程度で麻酔がきれてきます。
しかしながら、親知らずの抜歯の場合は、通常とは違う麻酔を使用します。親知らずが骨の深くにあり、麻酔が効かない時などに、使う少し広範囲の麻酔を処置します。下顎の半分に麻酔を効かせる方法で、麻酔の効果は約6時間効いた状態になります。

1日以上麻酔の効果がとれない場合は、歯医者に相談してください。

2)麻酔の種類と効き目

それでは、代表的な麻酔の効果時間について、詳しく見ていきましょう

・浸潤麻酔(麻酔効果2時間前後)

治療する歯の近くに打つ麻酔です。麻酔の効きが不十分なときは、より患部の近くに処置する場合もあります。

直接患部近くに注射を行うため、多くの患者さんから嫌われている注射のつです。現在は、細くて切れの良い針が開発され、また麻酔薬の温度管理にも気を配ることで以前よりはるかに痛くない注射になっています。

さらに、患部に注射する前に表面麻酔を用いたり、より痛みがない電動式注射器を使用したりと様々なテクニックを使って痛身が少なく、効果的な麻酔が行えるようになっています。

・伝達麻酔(麻酔効果は3時間前後)

広い範囲を麻酔するために使用するため、太い神経の近くに打つ麻酔です。
主に使われる方法として、奥歯の治療があります。下顎の奥歯は麻酔が比較的効きにくい場所です。そこでこの部分の治療を行う場合には浸潤麻酔に加えて伝達麻酔という方法を用いることがあります。

脳から出た神経が下顎に向かう途中に麻酔薬を作用させることで、口唇や舌を含む広い範囲によく効く麻酔が得られるのです。麻酔効果が数時間続くので治療後の痛みが気にならなくなります。

3)麻酔の効果を早くとることはできないの?

現在は、麻酔の効果を早くとる方法はありません。もともと、痛みをとるために麻酔をより効きやすくすることに目的を置いているので、麻酔が効きにくい理由はあるのですが、麻酔が終わったあとにしびれを急激になくすことはできません。

しかしながら、上記した効果時間よりも麻酔の時間がかなり長く効きすぎる場合は、歯医者さんに相談して、麻酔の量を見直してもらうことを検討してもよいでしょう。(注意:必ずしも麻酔の量が問題ではありません)

また、治療中の痛みよりも麻酔の効果が持続する方が嫌だと感じる方は、治療中ある程度痛くても良いので、麻酔でしびれる時間を短くしてほしいとの要望でしたら、麻酔の量を減らしてもらうことも検討できるでしょう。

4)麻酔が切れた後の対処方法

4-1,痛みがある場合は鎮痛剤を服用する

歯科の治療後、麻酔が切れ始めると痛みが出ることがあります。上記したものが効果の時間帯ですが、痛みが心配であれは早めに痛み止めを飲んでおきましょう。歯医者で出された痛み止め、または市販の痛み止めをのむようにしてください。

4-2,口内炎ができた場合は市販薬を使ってケアする

麻酔は針を歯茎に刺しますので、その傷に口内の細菌が付くと口内炎になることがあります。口内炎は触ると痛いので市販の口内炎のお薬、ケナログを一日に数回塗っておくと痛みが軽減します。また、歯医者さんに相談して、処置をしてもらっても良いかもしれません。

4-3,麻酔をした場所を押すと痛い場合は様子をみましょう

骨の近くまで針を刺して麻酔をした部分は、ズーンと鈍い違和感が残り、歯ぐきを押すと痛みを感じることがあります。この痛みは約1~2週間程度でなくなりますので、少し様子を見ておきましょう。

5)まとめ

麻酔についての効果について見ていきましたが、もし不安がある場合は、担当の歯科の先生に相談しましょう。
また、楽しみにしていたお食事会や、会議などお仕事でお話をする予定がある時は、やはりお口の中が普段と違う状態では気になりますよね。
もし、歯医者に言う前に治療内容がわかる場合は、麻酔を行う前に、先にご飯を食べておく、予定の5~6時間前に治療の予約を入れる工夫をすることをおすすめします。

また、歯医者に行く前にはいつでも麻酔を使った治療ができるように準備しておくことも大切です。

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