赤ちゃんの歯磨き完全マニュアル!1日3分でOK!正しい歯磨き法と嫌がられない6つの方法

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赤ちゃんの歯磨きについて、「いつから歯磨きを始めればいいの?」、「どうやってやるの?」、
「嫌がられて困っている」など、様々な悩みや不安を抱えている方も多いと思います。
“赤ちゃん時代の歯磨きが生涯の口内環境を左右する。”と言っても過言ではありません。
乳歯は生え変わるので虫歯になってもいいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。乳歯が虫歯になることで、永久歯も虫歯になりやすくなったり、永久歯の歯並びが悪くなるといった悪影響もあります。
また、赤ちゃんの時の歯磨きは、むし歯予防という目的以外に、今後の歯磨きの習慣を身につけるという意味でとても重要です。
今回は、赤ちゃんの成長に合わせて行っていくべき歯磨きの方法と、定期健診に行くべき時期、歯磨き以外にできる虫歯の予防法などお伝えします。

0)赤ちゃんの歯磨きが重要な理由

赤ちゃんの歯磨きには、2つの重要な役割があります。

0-1、歯磨き習慣をつけるため

歯が生えそろうまでの歯磨きで一番の目的は、歯磨き習慣をつけることです。口内へ異物が入ることに慣れることから始まり、小学校に入る頃には自分で歯磨きをできるようにすることが目標です。そのため、嫌がるところを無理矢理やってはいけません。改めて機嫌が良いときに行なったり、まずは口周りに触れるだけなど、拒否反応が起こらない程度にしましょう。

0-2、虫歯を防ぐため

赤ちゃんは唾液が多く虫歯になりにくいですが、一切虫歯にならないわけではありません。「乳歯が虫歯になっても永久歯に生え変わるし、虫歯になっても大丈夫だろう」と思う方もいるかと思いますが、実は乳歯の虫歯には「永久歯が虫歯になりやすくなる」、「歯並びが悪くなる」、「かむ力やあごの発育が悪くなる」など多くのリスクがあります。大人のように1日3回しっかり磨く必要はないですが、赤ちゃんの成長に合わせて適度にきれいにする必要はあります。詳細は下記よりお伝えしていきます。

1)赤ちゃんの成長に合わせた歯磨きスケジュール

赤ちゃんの成長時期により適した歯磨き方法は変わります。下記のタイミングを目安に歯磨き方法を変えていくことが重要になります。

・乳歯が下に2本生えたら歯磨き開始(6か月~1歳頃)
・前歯が上下4本ずつ生えたら本格的に歯磨き開始(1歳頃)
・奥歯が生えたら歯磨き法を変更(1歳半頃)
・6歳臼歯(奥歯の永久歯)が生えたら要注意(6歳頃)

2)乳歯が2本生えたら歯磨き開始(6か月~1歳頃)

この時期の目標は、歯ブラシに慣れることです。まだ虫歯にはなりにくいため、無理に歯磨きをしなくて大丈夫です。

2-1、歯磨き方法

通常、最初に生えてくる乳歯は下の前歯のことが多いです。下の前歯は常に唾液に守られている状態なので虫歯になりにくく、歯ブラシでしっかりみがく必要はありません。そのため、歯磨きという行為に慣れてもらうことがこの時期の目的です。まず、親が座って膝に子どもを寝かせて、顔や口まわりに触れたり、話しかけたり、リラックスしてから、ガーゼなどで歯を拭いてあげましょう。これに慣れてきたら少しずつ歯ブラシを使い始めますが、まずは歯ブラシの感触に慣れることが大切です。嫌がられない程度で、徐々に慣れてもらいましょう。
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2-2、使う道具

・ガーゼ

濡らしたガーゼでもいいですが、市販されている歯磨きシートなどもあります。使いやすい方を選んでください。
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・慣れる為の歯ブラシ

口に歯ブラシを入れることに慣れるのを目的なので、ゴム製の歯ブラシが万が一のけがもしにくくおすすめです。のど突き防止プレート付きなど、下記のような安全に使える歯ブラシを使いましょう。
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3)前歯が上下4本ずつ生えたら本格的に歯磨き開始(1歳頃)

上の歯も生えてきたら、虫歯予防も意識しましょう。

3-1、歯磨き方法

上の前歯は唾液の届きにくいところなので、下の前歯より歯磨きの必要性が高くなります。上の前歯4本が生える頃には、ガーゼから歯ブラシに変えていきましょう。
歯ブラシを使う際の注意点として、上唇の裏側にある上唇小帯というひだは、強くみがくと痛みを伴うことから、子どもが「歯みがき嫌い」になるきっかけになりやすい部分です。左手の人差し指を横にして隠し、歯ブラシが当たらないようにしましょう。ブラシを歯に当て、軽い力で細かく動かしてみがくと効果的です。
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3-2、使う道具

・幼児用歯ブラシ

1歳頃の乳児用歯ブラシは通常のと比較してブラシの部分が小さく、毛の長さも短くなっています。乳歯は永久歯に比べ小さく、口内も狭いのでブラシは小さめの方が磨きやすいです。仕上げ磨きがしやすいように持ち手が長いものも使いやすくおすすめです。
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・デンタルフロス

赤ちゃんによって、歯と歯の間に隙間のある子とない子がいます。隙間のある子は歯ブラシの毛先を使えば歯の間のよごれは簡単に取れますが、隙間のない子はデンタルフロスを使う習慣もよいです。この時期から徐々に初めて、使うことになれる習慣をつけましょう。普通のものだと大きすぎるので子供用を利用してください。
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4)奥歯が生えたら歯磨き法を変更(1歳半頃)

この時期の目標は、自分で歯ブラシを口に入れてもらうことです。きちんと磨けていなくても大丈夫です。仕上げ磨きをしてあげましょう。
また、歯科検診デビューはこの時期です。

4-1、歯磨き方法

奥歯の歯磨きは難しいので、歯磨きをしてあげる際は「寝かせみがき」や「立たせ後ろみがき」がおすすめです。まずは、自分で歯磨きのまねができるようにしたうえで、仕上げ磨きをしてあげましょう。
歯磨きをするタイミングの理想は毎食後にすることですが、難しい場合は夕食から就寝まで1回を丁寧に歯みがきしましょう。就寝時が最も虫歯になりすいためです。朝食、昼食後は可能であればという気持ちで大丈夫です。
また、この時期に最初の歯科検診をしましょう。気付きにくい虫歯のチェックやだけでなく、その子に合った予防法なども相談できます。
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4-2、使う道具

幼児用歯ブラシ、デンタルフロスともに、1歳頃から使っているものと同じものを使いましょう。また、歯磨き粉はまだ使う必要はありませんが、いちご味など味付きの歯磨き粉を使うことで、歯磨きをさせてくれる子もいます。その場合は、子供用のジェルタイプの歯磨き粉を使用してください。発泡剤や研磨剤などが入っていないため、飲んでしまっても問題ないように作られています。
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5)6歳臼歯(奥歯の永久歯)が生えたら要注意(6歳頃)

この時期の目標は、自分で歯ブラシを口に入れてもらうことです。きちんと磨けていなくても大丈夫です。仕上げ磨きをしてあげましょう。また、この時期から歯磨き粉を本格的に使用していきましょう。

5-1、歯磨き方法

永久歯が生えてきたら、食事後は必ず歯磨きをするようにしましょう。虫歯のリスクを下げるためにもこまめな歯磨きが重要です。6歳臼歯が生えた当初は、隣の歯と段差があり歯ブラシが届きにくいため、磨き残しが出やすいです。仕上げ確認・仕上げ磨きをしてあげましょう。磨き方のコツとしては、6歳臼歯だけを磨くよう、歯ブラシを斜めに入れて、横から磨くと良いです。

5-2、使う道具

・子供用歯ブラシ

お子さんの口内は狭いため、ヘッドが小さく、毛が短かく、細めで弾力のある歯ブラシが良いです。自分で歯磨きをさせるとすぐ毛が開いてしまいやすいので、月1回は歯ブラシ交換するのが良いのです。キャラクターの歯ブラシは楽しく磨く助けになりますが、まめに交換するので下記のような歯ブラシも使いやすく手ごろなためおすすめです。
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参考価格:1040円/20本(http://www.amazon.co.jp/dp/B007CCTOTM

・デンタルフロス

1歳頃のものと同じものを使いましょう。

・歯磨き粉

歯磨き粉の選び方としては、”フッ素配合のもの”と、先程お伝えしたように”発泡剤や研磨剤などが入っていないもの”にしましょう。
【歯磨き粉の使い方】
1、歯ブラシと同じ長さに歯磨き粉をのせる。
2、歯磨きをする
3、歯磨き後、軽く吐き出し、うがいは1回だけ。

6)嫌がる赤ちゃんに対する歯磨き方法

どの方法にも共通することは、歯磨きの時間が楽しくなるように工夫することです。無理して口に歯ブラシを入れるのではなく、歯磨きを含めたその時間を好きになってもらうことが重要です。

6-1、笑顔で楽しい雰囲気をつくる

いきなり異物が入ってくるのですから、嫌がられて当然くらいの気持ちでいましょう。歯磨きの時間が楽しいものと思ってもらえれば、自然と歯ブラシも受け入れてもらえるはずです。笑顔を心がけましょう。

6-2、体勢に慣れてもらう

歯磨きの時だけ普段と違う体勢にするのはよくありません。歯磨きの時間以外でも寝かせ磨きの体勢でスキンシップをとって、その体勢でいることを好きになってもらいましょう。おもちゃで遊んだり、ほっぺや口周りに触れて、徐々に歯磨きに移っていくとよいでしょう。

6-3、歌や音楽を流しながら歯磨きする

歯磨きを嫌がる子供に歯をみがかせる一番効果的な方法が、楽しい動画を見せて一緒に歯磨きすることです。YOUTUEBEにも上がっており、既に多くのお母さん方がつかっっている歯磨き動画をいくつか紹介します。

・シャカシャカ歯みがき

シャカシャカ歯みがき

https://www.youtube.com/watch?v=93CYowxlzfo

・はみがきのうた《東京ハイジ》

はみがきのうた《東京ハイジ》

https://www.youtube.com/watch?v=Wxsnr7knQqI

・はみがき戦隊ミガクンジャー!

はみがき戦隊ミガクンジャー!

https://www.youtube.com/watch?v=wZhfuy9HEro

6-4、手鏡を持たせ興味を沸かせる

手鏡を持たせ、今、口の中で何が起きているか説明してあげながら磨きます。「ここにバイ菌がいる」「きれいになってる」など、自分で磨きたくなるような会話をしましょう。

6-5、とにかくほめてあげる

歯磨き中や、終わった後は必ず褒めてあげましょう。もし、上手く磨けていなくても仕上げ磨きをしてあげれば大丈夫です。また、歯磨きがしたいと思ってもらうことを心がけましょう。

7)歯磨き以外で出来る虫歯の予防方法

7-1、家族と同じスプーンを利用しない

家族の唾液から虫歯菌が感染する可能性があります。スプーンだけでなく、口移しなど唾液がうつる行為を控えましょう。
歯が生えていない赤ちゃんにはもともと虫歯菌であるミュータンス菌はいませんが、2歳半までに虫歯菌が家族から感染すると、その後虫歯菌は一生、住み続けてしまいます。
一度、虫歯菌が定着してしまった口の中は虫歯になる確率が高くなり、生涯虫歯に悩まされる可能性があります。家族の虫歯菌が感染しないように、噛み与えやスプーンなどを一緒に使うことは避ける必要があります。
また、いくら気をつけてもスキンシップによる感染の可能性を0にすることはできません。
そのため家族の虫歯菌が赤ちゃんに感染しないように、家族の口腔ケアが大切になります。

7-2、キシリトールタブレットやガムをあたえる

1歳半過ぎであれば、キシリトールタブレットやガムを食べさせるのも虫歯予防に効果があります。キシリトールは虫歯の原因となるプラークの働きを抑えます。飲み込んでしまっても問題ないタブレットの方が小さい子には安全です。
注意点として、キシリトールには下剤効果があります。食事後に歯磨きが出来ない時など、補助的な役割として使ってください。
下記の商品は、キシリトール配合率が高く、誤飲しても気管をふさがないよう配慮した形をしています。
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参考価格:508円/60粒(http://products.pigeon.co.jp/

7-3、歯医者でフッ素塗布をしてもらう

フッ素塗布をすることで、歯のエナメル質表面を強くし虫歯予防をすることができます。唾液や食事によって徐々に効果が薄れてきますので、3ヶ月毎に行うと効果的です。小児歯科を標榜している歯医者では、子どものフッ素塗布を無料で行っているところもあります。その場合、ホームページに記載されていることが多いので、お近くの歯医者をチェックしてみてください。ただし、フッ素塗布をすれば虫歯にならないわけではありません。歯磨き習慣は必ず続けましょう。

まとめ

赤ちゃんの時期の歯磨きはとても重要な役割を持ちます。歯磨きが嫌いになってしまったり、幼い頃の虫歯治療のせいで歯医者嫌いになってしまうと、口内環境はどんどん悪化してしまいます。長く健康な歯でいてもらうためにも、赤ちゃんの頃の歯磨きは丁寧に行いましょう。
毎日の歯磨き習慣を好きになってもらえれば、健康にも良いのはもちろん、スキンシップをとる楽しい時間になります。今日から実践してみてください。

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